日本語ガイドか英語ガイドか、迷われている方多いと思います。
実際に英語が全くダメな同行者連れで出した個人的結論は、
“英語が堪能な方以外は、日本人ガイド付きをお勧めします。”
です。
英語ガイドの乗馬プランにある体験者口コミを読むと、
“日本語ガイドがいなくても、ジェスチャーや片言の日本語で親切に教えてくれました”
とか
“大事なところは日本語で言ってくれました”
といった、(だから英語が出来なくても全然問題なかったよ) 的なニュアンスを持つ感想をちょいちょい見かけます。
実は、私も口コミを読んで (日本人の参加者も多いだろうし、現地のガイドさんでもある程度日本語も出来るのかな?一応英語ガイドとは書いてあるけど...) とちょっぴり期待しつつ英語ガイドのツアーに申込んだ1人です。
実際には英語ガイドのワイピオリッジステーブルズ に参加しましたが、馬の乗り方、性格、持ち物の携行の仕方、道中の植物の説明、谷底を望みながらの解説、などすべて英語。
同行者が英語がダメだと分かっても、全く容赦はありませんでした。(分からない人にいくらゆっくり言ってもらっても分からないですしね)
多分・・・ですけど、現地のガイドさんは何人かいて、その中で日本語が話せる方もいらっしゃるのでしょう。
レビューで「日本語で大丈夫でした!」という体験者は、ラッキーなことにそういうガイドさんにたまたま当たったに過ぎないのではないかと思います。
英語ガイドのツアーは、その名の通り英語オンリーのつもりで申込みをされた方がいいです!
乗馬は安全第一。
その安全を確保するために行われる乗馬前の説明。
レビューを拝見すると、説明から乗馬までのくだりはサラッと書かれていることが多いのですが、実際は英語が出来ないことから起こる理解不足・不安な気持ちを抱えたまま乗馬開始に至ってるのが実情ではないかと思います。
現に、私の同行者はナチュラルスピードでの英語レクチャーに面食らってました。 (その時はまだ英語がダメだとガイドに伝えてませんでした^^;)
すぐに私がフォローしてことなきを得たのですが。
私が参加した時は私たち2名の日本人参加者だけでした。
なので、最悪時間がかかってもしつこく説明を求めることが可能です。
しかし、これが例えばネイティブのグループと一緒だったとしたら・・・他の方たちは問題なく理解できて次に行こうとする中、『分かりません・・・』『もう一度説明して下さい』とはなかなか言い出しづらいもの。
明らかに他の参加者の足を引っ張ることになりますもんね。。
とはいえ、まあ、大抵の場合はおとなしく馬に乗っかっていれば無事故で終了と相成るわけですが...
それでもやはり、馬が生き物である以上英語に不安のある方は日本語ガイドをオススメします。(特に乗馬部分)
バギーライドやトレッキング等、完全に参加者がコントロール出来るものであればよいのですが、馬は基本穏やかとはいえ、想定外の動きをすることもあります。
事実、私が参加した時、前後で歩いていた馬が何かの拍子に隣同士になり、怒って小暴れしました。
これは、万が一ですが、落馬で怪我という重大な事態に陥ったとしたら...
諸々の対応に英語で滞りなくコミュニケーションが取れるレベルでない限り、英語ガイドツアーを手放しでお勧めできるかは微妙なところです。
また、乗馬中、 (これって大丈夫かな?ちょっと質問したいな...) という瞬間もちょいちょい発生します。
それが安全に関わる場合、日本語で気軽に聞けないことが事故につながる可能性も否定できません。
以下、参考まで。
確かに、日本語ガイドなしのツアーはお値段はお安くなります。英語が堪能な方ならそれも良い選択かもしれません。
ですが、乗馬経験の少ない方が日本語ガイド無しのツアーに参加することは大変危険なことでもありまして施設のインストラクターの説明が聞き取れず、落馬などの事故に繋がる可能性が高くなることも事実です。
英語も分からず乗馬も初めてなのに、勢いだけで英語のツアーに参加する方もいらっしゃいますが、今年の夏は数人の日本人が落馬しています。
レビュー内のほろほろあいらんどツアーズ さんの安全に関するコメントより。
今回は2名の参加で、私は英語OKで同行者が英語ダメだったのですが、もし同行者に更に英語ダメなメンバーがいたとしたら...
当たり前ですが、乗馬の仕方を英語で説明を受け、それを逐一日本語で通訳することになります。
今回英語ガイドツアーに参加した時は、全く英語がダメな同行者にも容赦なく英語で話しかけてました。
大抵の参加者は乗馬はこれがはじめてだと思います。そんな参加者たちは不安であれもこれも聞きたい状況でしょう。
なので、英語が出来るメンバーはその気持を汲み取り、代わりに質問をしてあげたり、またその回答を正確に理解して伝えなければなりません。
これ、結構大変な作業ですよ。
(自ずと自分もガイドになっちゃってる!?)
英語が出来ない人に気を回さないといけないし、通訳役の人は気が抜けなくて思う存分楽しめないかもしれません。
また、今回の乗馬はワイピオリッジステーブルズ の山道コース。渓谷の淵で休憩中は英語ガイドさんが下の渓谷を見下ろしながらタロイモ畑のことや流れる川のこと、今生活している人のこと等いろいろ解説してくれるんですね。
参加者は日本人の私たち二人だけでしたので、必然的に私とガイド一対一の会話となり、同行者はほったらかしの状態になってしまいました。
私もプロの通訳者でないため、逐一通訳することが出来ずもどかしさは溢れるし常に緊張を強いられるし。
全員がストレスフリーで平等に楽しむにも、英語ダメな人が1人でもいるなら日本語ガイドにすべき!...と再認識した瞬間でもありました。
実は今回の旅で他にもオプショナルツアーに参加したんですが、このワイピオ渓谷の乗馬だけが英語ガイドさんのツアーだったんですね。
その他の『マウナケア・サンライズと星空観測』と『マウイ島のクジラウォッチング』は日本語ガイドさんでした。
乗馬の後に参加したマウナケアのツアーはガイドさんのみならず運転手、参加者の方々すべてが日本人で、そのときに同行者が不意の一言。
「やっぱり日本語だと落ち着くわ~」
乗馬はたのしかった~!と言ってはいましたが、同時にこちらも本音なんでしょう・・・
英語ガイドさんもサービス精神満点で優しくて、好印象ではありましたが、言葉が通じないっていうのはやはり目に見えなくともストレスになっていたようです。
操縦の仕方を日本語ガイドの方から日本語でしっかり教えてもらい、聞きたいことがすぐに聞け、乗馬中にも馬に乗って同伴してもらえれば、乗馬初心者の不安が最小になるのは間違いありません。
実際、英語ガイドさんのツアーに参加して「英語なんか出来なくても楽しめた~」という感想にウソはないでしょう。
乗馬という日常では味わえない体験そのものをたーっぷりな時間体験できるのですから・・・それなりに楽しめるのは事実。
たしかに、乗馬だけを楽しむなら、ガイドは不要かもしれませんが…
実は、ワイピオ渓谷ってハワイの観光スポットの中でも、かなり特別な場所なんです!
ワイピオ渓谷は「王家の谷」と呼ばれ、かつて王朝の首都がおかれ古代ハワイの王族が住んでいました。そして、これまで多くの王が埋葬されてきた場所。
つまり、ハワイの歴史の根幹を垣間見る絶好の場所なんですね。
せっかくその土地にはるばるやってきて身を委ねているのに、そこにある自然・文化・歴史・生活など背景知識をスルーして終えるなんてなんともったいないこと!
日本語ガイドは乗馬中の日本語対応で安心を買うだけではありません。
乗馬くらいなら身振り手振りでなんとかなりそう...と思われるかたも、英語の解説が理解出来る自信がないのであれば、断然日本語ツアーをオススメします。
ほろほろあいらんどツアーズ のガイドさんは歴史や自然のことも詳しくガイドの質が高いので、付加価値を考えると決して高い金額とは言えないと思います。
ここでの日本語ガイド付き乗馬は、付加価値がかなり高いです。(体験者のレビューを参照してください)
安心感・安全面・満足度とトタール的に判断して、断然日本語ガイドのツアー推しです。
今回、ちょっと無理して英語が全く理解できない同行者とともに英語ツアーに参加した者からのアドバイスでした。
乗馬部分では日本語ガイドが一緒に乗馬しながらついてくれるから安心して参加できます。(乗馬部分に日本語が通じるというのは貴重!) by ほろほろあいらんどツアーズ
当サイトは、ワイピオ渓谷の乗馬についての情報を実際に体験した管理人が感じたことを織り交ぜながら作成しました。
往々にして主観的な発言もあります旨予めご了承ください。